2011年6月9日木曜日

スプラウト2

二日目


ここまで根が長くなりました。
もっと育てても良いですが、もう充分食べる事が出来ます。
サラダに入れても、そのままつまんで食べても、
焼き飯に入れても、炒め物に入れても、オムレツに入れても…
でも、せっかく、豆の中で眠っていた命が、今まさに誕生して活力がみなぎっているのに、
わざわざ熱を加えるのは可哀想だし、もったいない。
生のまま、その活力を100%頂きたいものです。

ここで、重要なご注意
スプラウトは大腸菌や雑菌が育ち易い環境にあります。
毎朝晩、かならず水道の蛇口の下で、流水でよく洗って下さい。
そして、食べる前にも良く洗うこと。

緑色の皮は豆から剥がれてきています。
気になる人は水を入れたボールに入れてかき混ぜると
軽い皮は浮いて来るので、取り除いて食べて下さい。
私を含め、多くの人は気にせず皮も食べています。
繊維も摂れるし、葉緑素だし。


今回は緑豆でしましたが、
ガルバンゾー(ひよこ豆)、レンティル(レンズ豆)、小豆、アルファルファ、
蕎麦、ラディッシュ、など、色々なもので作れます。
ただし、特に注意したいのは、植える為に売っている種は、化学薬品で処理をしてあるので使ってはいけません。それと、種の中にはそれ自身が毒を持っているものがあります。

ですから、安全なのは、料理用に売っている豆類で作ることです。
それも、無農薬、有機で栽培されていたものなら、なお理想的です。
外国では、スプラウト用の種を売っているサイトもあります。
日本でもあるかも知れませんが、調べた事はありません。

育てる道具も色々工夫することが出来ます。
口の広いビン(濃い色がついていれば理想的)に豆を三分の一ほど入れ
口に、玉ねぎやオクラが入っているようなナイロン製の細かい網を被せ、
ヒモでしっかりくくっておきます。
網をつけたまま、水を入れ、洗います。
水を捨てて、ビンを横向きに寝かせ、毎朝、晩、水道の流水で洗っては水を捨て、
又寝かせます。
それを繰り返し、充分芽が出たら網をとって、取り出します。
透明のビンを使う場合は、上から布巾などをかけ、光が入らないようにします。

一番、昔からある方法は、麻袋に豆を入れ、上を縛って毎朝晩、袋ごと水で洗う方法です。でも、これは、袋にも雑菌が繁殖する恐れがあるので、使わない方が良いでしょう。
洗濯用の袋などが使えるかも知れません。

次回は、歴史と栄養について書きます。

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