2011年7月7日木曜日

ハーブの女王、トゥルシー


今年もトゥルシーが元気に育ち始めました。
これは、去年のこぼれ種から発芽したものです。
種から植えた方は、植えたのが遅かったのか、まだ芽が出ていません。

私がトゥルシーを知ったのは30年程前。インドに行ったとき、多くの家の門先に小さな祠があり、その上に小さな木が植わっていました。
祠には燈明やヒンドゥー式のお奉りがしてありました。
その可愛い漆喰で作った祠と毎日丁寧にお奉りする姿に魅せられました。
自分でも育ててみたいと思いましたが、当時はインターネットもそれほど普及しておらず、情報の無いまま育てる事が出来ませんでした。

三、四年前に新型インフルエンザが流行って、特効薬が無いと騒いでいた頃、
インドから来た科学者の青年が、トゥルシー茶が効くのだと言っていました。
非常に興味を覚えましたが、どこでトゥルシー茶を手に入れるのかも分からず、今度インドに行った時にでも買って来よう、と思っていました。

去年、偶然、主人がインターネットでトゥルシーの栽培を広めておられるサイトを見つけ、
お茶を購入、種も無料で送って頂きました。


お茶は変った匂いもなく、飲み易く、種も植えてみると可愛い芽がいっぱい出て来ました。
インターネットで調べてみると、トゥルシーの効能は咳や風邪だけでなく、色々なものに効く事が分かりました。
呼吸器系の病気だけでなく、バクテリアや寄生虫に抵抗力があり、腎臓結石、循環器が弱っている時に効果があったり、コレステロールの数値を下げたり、ストレスを緩和したり、等々
それに、空気を浄化したり、家の周りに植えておくと魔除けになったり…
さすがに、ハーブの女王です。

というか、実は、女王ではなく、女神さまだったようです。
トゥルシーは宇宙を維持すると言われるヴィシュヌ神の妃で毎年、11月頃には2年目のトゥルシーとヴィシュヌ神の像に衣を着せ、結婚式の儀式が行われるのだそうです。
ただし、日本では寒いせいか、トゥルシーの種類が違うのか、冬になると枯れてしまいます。もしかすると、春になると新しい芽が出るかと思いましたが、枯れたままでした。


この絵は以前、トゥルシーを調べた時に見つけたものです。
サイトのURLが不明な為、勝手に載せさせて頂きます。




現在、イマジナルさんから購入したお茶が手もとにありませんが、
これは、インドからのお土産に頂いたティーバッグと
カプセルと粉末です。
お茶は味は日本のものと少し違いますが、どちらも美味しいです。

そうそう、忘れていました。始めてイマジナルさんからお茶を購入して飲み始めた時、一ヶ月程したら、白髪が黒くなって来て、その効果に驚いたものでした。








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