2011年9月29日木曜日

ポテト ライタ




インド式のポテトサラダと言ったところです。
時々、ハレクリシュナのテンプルに行く友達がいつも、
ハレクリシュナのところでは、ヨーグルトでポテトサラダを作っているから
私もそうしたら良いと言います。
それで、もう、20年以上にもらったハレクリシュナのVegetarian Cooking
という本を見てみました。

そこで「アルー ナリアル ライタ」というものを見つけ
説明にはポテトとココナッツのサラダと書いてありました。
ライタとはよくカレー一緒出て来るヨーグルトの和え物です。
アルーはじゃがいもなのでナリアルは多分ココナッツのことでしょう。

キュウリやチックピーの粉で出来た「あられ」のようなもので和えてあるライタは
よくありますが、ポテトは初めて見ました。
作ってみたら、なかなか美味しいものでした。
本の挿絵だと、まるでポテトサラダのようですが、
私のはちょっとヨーグルトが多過ぎたようです。

本の写真
材料:
ジャガイモ       中6個
プレーンヨーグルト    425ml
塩           小さじ2
ココナッツの卸したもの    1カップ半 
ギー          大さじ1
マスタードシード    小さじ1
卸したしょうが     大さじ1
生の青唐辛子      1 (みじん切り)

  1. ジャガイモを茹で、皮を剥き、賽の目に切り、ボールに入れて冷蔵庫で冷やしておく。
  2. ヨーグルト、塩、卸したココナッツを混ぜる。
  3. 小さな鍋でギーを熱し、マスタードシードを入れて、はじけて来たら、生姜と唐辛子を入れて数秒間混ぜて火を止める。
  4. これをヨーグルトの中に入れ、ジャガイモも入れる。
  5. そっとかき混ぜ、ジャガイモにスパイスとヨーグルトが絡むようにする。
日本では生のココナッツは普通では手に入り難いので、
今回はお菓子用のココナッツパウダーを水に漬けて、ふやかして使いました。
ココナッツがなければ、使わなくても良いと思います。
でも、もしかすると、ココナッツの油分でヨーグルトが少し固くなっているのかも。
茹でたカリフラワーなどを足しても良いかも知れません。

2011年9月22日木曜日

台風の日はカレー


今日は、台風が駆け抜けた一日でした。
予定されていた用事もキャンセルになり、買い物にも行けませんでした。
こういう日は、残っている野菜でカレーです。

今日使った野菜は、タマネギ、ジャガイモ、庭でとれたミニトマト、
サラダで葉っぱの部分だけ食べてしまった小松菜の茎、
大根、冷凍のグリンピース、ムングダル(ひきわり緑豆)、しょうがです。
いつも入れる、茄子や、カボチャや、茸はありませんでした。

お味は、インド風と日本風のごっちゃまぜ。
まず、クミンシードを油でパチパチさせ、
そこにターメリックとコリアンダーシードの粉、ヒングを入れ、
油がなじんだら、生姜の千切りを入れて炒めます。
玉ねぎを入れて柔らかくなるまで炒め、
その他の野菜をさっと炒めます。
水を入れ、菜食の洋風スープの素を入れ、
野菜と豆が柔らかくなるまで煮ます。
柔らかくなったら、カレーフレークを入れます。
私は、菜食でも使える、「大中」のフレークを使っています。







その時の都合で、ウースターソースを足してみたり、醤油を入れてみたり、
砂糖を入れてみたり、時にはバルサミコ酢を入れてみたり、
ガラムマサラを入れてみたり、S&Bのカレー粉を入れてみたりしますが、
今日は、何も入れなくても、とても美味しかったので、
そのまま何も入れませんでした。

台風の被害にあった方々はカレーどころではなかったですね。
台風に乗じたりして申し訳ありません。

2011年9月21日水曜日

湯葉の蒲焼き


これは自分で作ったものではありません。
宅配コープのパルシステムのカタログで見つけたので、
どんな物か買ってみました。

美味しいですが、ちょっと味が濃いみたい。
湯葉は柔らかく、汁を全部吸ってしまうので、それは仕方がないかも知れません。
このように切り身としてガブッと食べるのではなく、
もっと上品に
ちらし寿司に混ぜたり、巻き寿司の具にすると良いかも知れません。
ちょっと洒落た、松花堂弁当の一品に一切れだけというのも良いかも。



こういうパッケージです。




2011年9月19日月曜日

ゴーヤ



今年は気温が高かったせいか、キュウリ以外の野菜の収穫があまりありませんでした。
ゴーヤも小さいものが4、5本出来ただけで今年はもうだめだと思っていましたが、
今頃になって、又、生り始めました。
野菜達も、少し気温が下がって(それでも暑いですが)、少しほっとしたのでしょうか。
ミニトマトも、もうシーズンの最後で小粒ですが、沢山出来ています。



緑のカーテンも、葉っぱがまばらでしたが、
今頃になって、少しそれらしくなって来ました。
でも、栄養不足だったせいもあり、完全な日よけとまではいっていません。




ということで、ゴーヤとえのき茸と絹の厚揚げで炒め物を作りました。
これも、チャンプルーというのでしょうか?
味付けは醤油だけです。

そういえば、最近は野菜、特に葉ものがとても高いですが、
キノコだけは安いですね。特に、えのき茸は凄くお手頃です。




車麩の味噌煮


どこかでサバの味噌煮の写真を見て、車麩でも出来ないかと思い、作ってみました。

車麩は戻しておきます。
濃いめの昆布だしに生姜の千切りを入れ、
醤油と砂糖で控えめに味を付け、麩を煮ます。
最後に、味噌を入れました。
味噌味は車麩にも良く合いました。

味付けを控えめにしたのは、魚だと、表面だけで、中までしみ込みませんが、
車麩は出汁を精一杯吸い込むので味が濃くなりすぎると思ったからです。
表面に、白いぶつぶつがあるのは、味噌の米麹が姿のまま残っているからです。
やっぱり、自分で作った味噌は使うときは、
あらかじめ、すり鉢で擂った方が良いのかも知れません。

2011年9月15日木曜日

チョコレートチップ クッキー


材料:
薄力粉         265g
ベーキングソーダ    小さじ1
塩           小さじ3/4
きび糖、又は三温糖   1カップ
キャノーラ油      3/4カップ
プレーンヨーグルト   大さじ2
バニラエッセンス    少々
チョコレートチップ   1/2〜2/3カップ

以下は好みで:
オートミール      1/2カップ
クルミ(刻んで)    1/2カップ
  1. オーブンを180℃で予熱を加えておく。
  2. 大きなボールで、小麦粉、べ―キングソーダ、塩、砂糖、好みでオートミールを混ぜ合わせる。
  3. ヨーグルト、バニラエッセンス、油を入れて混ぜる。
  4. ピンポン球くらいの大きさでボールを作り、間隔を2〜3㎝空けて天板に並べる。(焼く間に平たくなる。油が多いとより平たくなり、パリパリになる。油が少なめだと、スコーンのような形になり、中が柔らかい。)
  5. 13分焼く。焼きすぎると固くなるので注意。
  6. しばらく天板のまま冷ました後、網に移して完全に冷ます。
  • 卵を使う人は、ヨーグルとの代わりに、卵大1でも良い。


オクラのドライカレー


自分流のオクラのドライカレーです。
本来は人参は入らないと思いますが、入れました。
材料は、オクラ、茄子、タマネギ、ピーマン、人参、トマトです。
トマトは庭にある、もうシーズンも終わりで、小さくなってしまったミニトマトを
使ったので、ちょっと、トマトから出る水分が足らなかったようです。
油を熱し、クミンシードがパチパチしてきたら、コリアンダー粉を入れ、
玉ねぎ、人参、ピーマン、茄子、オクラ、トマトの順に炒め、
塩こしょうと、S&Bのカレー粉で味を整えました。

実はターメリックを入れたかったのですが、間違えて、
隣のガーリックを買って来てしまっていたのです。



S&Bさん、私のような、ちょっとボケの入った慌て者の為に、
パッケージを一見して分かるように違えてもらえませんかしら?
キャップの色を変えるとか、レーベルのバックの色を変えるとか…
まあ、勿論、よく見ると、中身の色が全然違いますが…
それに、スーパーでも、隣同士に、頭しか見えないように並んでいたので…
で、後から、(作ってからですが)、買って来ました。

2011年9月8日木曜日

お麩とキノコのクリーム煮


簡単手抜きレシピです。
お麩は、沖縄の圧縮麩を使いました。
庄内麩の身が厚いような、平たく圧縮されているお麩です。
このお麩、炒め物や色々なものに使えて便利です。
このお麩がない時は車麩を適当に切って使っても良いと思います。

クリームは、キャンベルのクリーム オブ マッシュルームのスープの缶です。
動物性のものは入っていません。
アメリカの主婦は手抜き料理の時にこの缶詰をよく使います。
一般的なのは、チキンレバーとタマネギを炒めてこのスープで少し煮込むだけですが、
菜食なので、コクを出す為に、生椎茸とタマネギを炒め、
戻したお麩を入れました。
スープは濃縮タイプですが、そのまま使います。
その代わり、塩などの味付けはしません。
とろみも丁度良いくらいになります。

トーストに載せて食べる時は、お麩は入れず、玉ねぎとキノコだけを使います。
お麩の代わりに、缶詰のグルテンミートを使ったりもします。

2011年9月6日火曜日

味噌解禁


生まれて始めて作った味噌が出来上がりました。
2月に仕込み、7月に天地返しをしました。
本当はもう少し熟成した方が良いのかも知れませんが、待ち遠しくて、
七ヶ月目の今日、開けてしまいました。


天地返しをした時に、手を消毒しなかったので、ちょっと心配でしたが、
大丈夫でした!
表面の色が違って見えるのは、写真を撮る前に、少しすくいとったからです。



もう少し大豆を細かくした方が良かったのかしら?



みそ汁を作りました。
味噌そのものの味を味わいたかったので、具はシンプルなネギと豆腐です。
自分では、なかなか巧く出来たと思います。
美味しいです!

「手前味噌」でした。


紫花豆のサラダ


紫花豆、キュウリ、タマネギ、トマト、コーン、生バジルが入っています。
ドレッシングはオリーブオイル、バルサミコ酢、米酢、塩こしょうと醤油を少々。
紫花豆は比較的煮えやすいので、
水に漬けておかなくても、圧力釜で15分くらいで柔らかくなります。
圧力釜のない場合は柔らかくなるまで鍋で煮ます。
紫花豆が手に入らない場合は、キドニービーンズの缶詰でもOK。
というか、こちらの方が常道。
花豆は私流。
キドニービーンズなら煮る必要もありません。
又は、金時豆でも美味しいです。

その昔、ニューヨークのウエストサイド、コロンバスアヴェニューの75丁目に
チェリー レストランというカウンター形式の小さな食堂がありました。
週末ともなると、近所の若い人々で列が出来、とても人気のある店でした。
オーナーは日系二世の方で、働いている方達もほとんど、日系のおじさん達でした。

そこのサイドディッシュに、ビーンサラダがあり、
缶詰の野菜ばかりで作ってある、お世辞にもグルメとは言えないものでしたが、
その甘くて、酸っぱーいサラダは病み付きになりました。

その後、コロンバスアヴェニューは次々とファッショナブルな店が建ち並び、
観光スポットになってしまいました。
チェリー レストランも、周りとはそぐわなくなり、家賃も高くなり、
働いていた皆さんもお年を召して、
25年くらい前(もしかしたらもっと前)に近所の人たちに惜しまれながら、
閉店となりました。
だから、ビーンサラダには、ちょっと思い入れがあります。

でも、このサラダは自分流です。
チェリーレストランのビーンサラダは、
缶詰めのキドニービーンズ、さやいんげん、何か忘れたけど、他の豆を
沢山の青ネギとお酢と砂糖、塩こしょうで味付けしたとってもシンプルなものでした。
さやいんげんも缶詰で、あまり緑色ではなく、柔らかーくなっていましたが、
何か、美味しかった。

2011年9月5日月曜日

車麩のあんかけ


車麩を戻し、丸のまま塩こしょうをします。
片栗粉に、粉チーズ、塩こしょうを混ぜて車麩につけ、
唐揚げしておいておきます。

あんは、冷蔵庫に入っている合いそうなものは何でも。
今日は、生椎茸、エノキ、タケノコ、人参、こんにゃく、ネギ、
そして、乾燥湯葉のフレーク。
レンコンや白菜、干し椎茸やキクラゲも合うと思います。
全て千切りにし、被るくらいの水を入れ、出汁、醤油、塩、さとうで味を付け、
水溶き片栗粉でとろみをつけ、
皿に盛った車麩の上にかけたら出来上がり。
今日はちょっと、とろみが足らなかったようで汁気が多いですが、
本当はもう少し汁気がない方が見た目も良いです。

もし、揚げるのはもう一つ、という方は、戻した車麩をそのまま野菜と煮て、
とろみをつけてもOK。
味は少し違いますが、これはこれで美味しいです。

2011年9月4日日曜日

グラブジャムーン


インドのスウィーツの代表的存在、グラブジャムーン。
でも、レストランや缶詰のものは頭が痛くなるほど甘ーいのです。

先月、「印流ナチュラルライフ」というブログの
peaceful childさんが手作りのレシピを載せておられたので
どうしても作りたくなり、作ってみました。

材料はスキムミルク、小麦粉、塩、牛乳(なかったので、豆乳)、バター、
シロップは、砂糖と水、そしてカルダモンです。

油が少なかったので、ちょっとまだらに揚がってしまいましたが、
結構巧く出来たと思います。
ちょっと固過ぎたかも。
でも、自分では満足!
食べただけでは、何で出来ているのか見当がつかないような
謎のお菓子が、自分で作れて、感激です。
peaceful childさん、ありがとう。

紫蘇ジュースと紫蘇ひじき

ロゼ ワインではありません。赤紫蘇のジュースです。

材料:
水       1.8リットル
赤紫蘇の葉   300gくらい
米酢      500cc
砂糖(私は、きび糖)   500g

  1. 水をステンレスかホウロウ(アルミニュームではない)の鍋に入れ、紫蘇の葉を入れてに出す。
  2. 数分煮て色が出たら、葉を取り出してしぼり、出た汁はもとの鍋に戻す。
  3. 砂糖と酢を入れ、更に数分煮る。
  4. 消毒した瓶に入れて保存。
きび糖を使ったせいか、クエン酸を使わなかったせいか、
庭の紫蘇の種類のせいか(表が緑の赤紫蘇)、
あまり鮮明なピンクにはなりませんでした。
でも、お味は良いです。
これは、適当に作ったので、
もっと、美味しくて、きれいなジュースのレシピがあると思います。

濃いので、飲む時は割って飲みます。
お酢を使うと常温でも一年くらい保つそうです。

紫蘇は各種ビタミン、カリュウム、ポリフェノールなどが含まれ、
昔から血をきれいにすると言われているそうです。



しぼった後の紫蘇がもったいなかったので、
紫蘇ヒジキの佃煮を作りました。
紫蘇は細かく切り、ひじきは水で戻しておきます。
生姜は千切り。
鍋に、水少々、醤油、砂糖、あれば粗目を少々を入れ、煮立たせます。
分量は中身を入れたとき、汁が被る程度。味はお好みで。
もし酒類を使う方は、みりんと料理酒も入れると美味しいです。
そこに、生姜、紫蘇、ひじきを入れ、
時々かき混ぜながら水気がなくなるまで煮ます。
最後の方は、焦がさないように気をつけること。
出来たら、火を止め、細切りの塩昆布をいっぱい要れて、出来上がり。

本当は、これを低温のオーブンて、乾燥させるとフリカケになると思ったのですが、
このままで、どんどん食べてしまうので、まだ作っていません。



2011年9月1日木曜日

テンペローフ


ミートローフならぬ、テンペローフです。

材料:
テンペ       150g
冷凍そら豆     1パック
玉ねぎ       中1個
ブナしめじ     1パック
パン粉       100g
バター       大さじ1
片栗粉       大さじ3
ヨーグルト     大さじ3
洋風だしの素    
塩こしょう
キャノーラ油又はオリーブオイル   炒め用
バター       型に塗る用

トッピング用:
パン粉
塩こしょう
オリーブオイル
粉チーズ
  1. テンペは細かく崩しておく。
  2. そら豆は解凍し、皮を取って軽くつぶしておく。
  3. 玉ねぎをみじん切りにし、油少々を温めたフライパンで炒める。
  4. 玉ねぎが透き通って来たら、しめじのみじん切りも加え、しんなりするまで炒めて、塩こしょうをする。
  5. ボールに、テンペ、そら豆、炒めた野菜、バター、ヨーグルト、片栗粉を入れ混ぜる。
  6. パン粉を初めは少なめに入れて、ローフの固さ(ハンバーグくらいの固さ)になるようにする。もし100gで足らなければ、もう少し足す。
  7. だしの素、塩こしょうで、味を整える。
  8. ローフ型にバターを塗り、混ぜたものを入れ、トントンと底を叩いて、しっかり中身が詰まるようにする。
  9. オーブンは180℃で予熱を与える。
  10. トッピングの材料を全て、小さなボールに入れ、全体が良く合わさるように混ぜる。オリーブオイルは、全てのパン粉に油がしみる程度必要。
  11. オーブン(又はオーブントースター)で、約30分、上のパン粉がきつね色になるまで焼く。
  12. 少し冷めてから型から取り出し、スライスする。

テンペ、又はそら豆、どちらかだけでも出来ます。
生のそら豆があればもっと良いと思います。
オーブンがない場合は、ハンバーグのようにして、フライパンで焼いても良いです。
その時は、両面にトッピングをつけて。

もう少し、野菜が多くても良かったかも知れません。
好みで調節して下さい。

サンドイッチにも利用で来ます。