2012年3月28日水曜日

結婚式/菜食でフルコース

前菜の菜の花とタケノコの味噌和え


インフルエンザの熱も下がって二日経ったので、
ちょっと無謀だとは思いましたが、
姪っ子の結婚式に神戸まで行って来ました。

お食事は菜食をリクエストしていたので、
どんなものが出るかとても興味がありました。

サラダ

ぬか漬けのお寿司

エンドウ豆のクリームスープ くみ上げ湯葉入り

蒸し野菜
グリルド野菜


明石海苔と南高梅のお茶漬け


デザート

卵も動物性の出汁も使わないでという
無理なお願いでしたが、
真摯に対応して頂きました。
お茶漬けも、他の人は出汁仕立てだったようですが、私は本当のお茶で…

一番美味しかったのは、スープ、
とてもおいしい味に仕上がっていましたし、
くみ上げ湯葉を入れるというアイデアも良かったです。

蒸し野菜と、グリルド野菜がよく似た感じでしたが、
付け合わせのお塩の種類を変える等、
気を使ってありました。

いつもこういう席に出ると
ほとんど何も食べられないで残念ですが、
今回は大いに満足しました。
オリエンタルホテルの厨房とスタッフの皆さん、
有り難うございました。






2012年3月26日月曜日

今日のご飯/玄米と落花生



玄米6:生のピーナッツ(皮付き)1
玄米/豆3&1/2:水5
塩少々
圧力が上がってから極弱火で40分

生のピーナッツを頂いたので、
薄皮付きで玄米と一緒に圧力釜で炊きました。
少し苦みがあり、それがなかなかよい風味を作っています。



2012年3月23日金曜日

鬼の霍乱(かくらん)

Yahoo画像からおかりしました


いつの頃か、多分、高校生くらいからだと思いますが、
「鬼の霍乱」という言葉が、何故が気になっていました。
ことわざを使うのが好きな先生が言ったのか、
お婆ちゃんから聞いたのか、
私のイメージでは、鬼が病気になって、
のたうち回っている感じなのです。

まあ、そのイメージから来ているのでしょうけれど、
今回調べたら、
鬼のように丈夫な人が病気になることだそうで、
霍乱とは、漢方医学でいう、熱射病、日射病のことだそうです。
今、温暖化現象で夏の気温が上昇し、
熱中症で亡くなる方も多くおられますが、
江戸時代から霍乱はあったんですね。

何故こんなことを書いたかと言うと、
インドで食中毒にはかかりましたが、
日頃は風邪もひかない私が、
何と、インフルエンザにかかったのです。

私がインフルエンザにかかるわけがない…見たいな決意?で、
これまで、予防接種もしたことがありません。

咳がひどいと、熱もそこそこあったので、
もしや、と思い、お医者さんに行ったら、
即、別室に隔離されてしまいました。
まあ、待合室が狭かったのと、私が辛そうにしていたからだと思いますが…

案の定、インフルエンザB型でした。

昔の抗生物質のようではなく、
最近は、一回、吸入したら、それで治療はおしまいなんですね。


それで、土曜日予定の姪っ子の結婚式にも行けなくなりました。
何が残念って、
料理のリクエストが出来たので、
夫と私は、完全菜食でお願いしたのです。

天下の、神戸、オリエンタルホテルの厨房が、
どんな菜食のフルコースを作って下さるのか、
とっても楽しみだったのですが…

姪っ子Yちゃん、もちろん、あなたの花嫁姿も見たいんですよ。




私が寝ていたので、
夫が生まれて初めて作ってくれた、昼食の焼き飯です。

有り合わせの、玉ねぎ、ヒラタケ、ブロッコリー、キャベツ
で、作りました。

ちょっと塩っぱかったけど、
初めてにしては、良く出来ました。



2012年3月18日日曜日

ちょっと怖いインドの夜行列車

この写真はYahooの画像から頂きました

いえ、別にものを盗られそうとかそういう意味ではありません。

もう二十回以上インドに行っていますが、
今回初めて列車に乗りました。
それも、夜行の寝台列車です。

上から二番目に良い列車だそうです。
エアコンディションも扇風機もついており、
意外に清潔!
狭い通路をはさんで、片側に向かい合わせに二つのベッド、
反対側に、縦向きにベッドが一つ、
二段ベッドなので、計六つのベッドがあます。
それが列車中に、ぎっしり並んでいます。

意外に(失礼!)清潔な、アイロンのかかったシーツが二枚と
少しごわごわしているけれど、毛布が一枚綺麗にたたんでおいてありました。
それに、枕が一つ。

私たちは、チケットを買ったのが遅かったせいか、
皆、上のベッドでした。

初めは下の段には誰も乗って来なかったので、皆で下に座り、
乗る前に買った南インドの軽食、
ドーサとプーリを食べて、話も弾み、楽しかった。



ドーサ (yahooの資料から)


プーリ((yahooの資料から)


夜も遅くなって来たのでそろそろ上に上がり、
寝支度をしているところで、次の大きな駅に止まり、
下の人が乗って来ました。
これは私が撮ったもの、様子はよく分かりませんが…
上のベッドから撮りました。可愛い坊やを撮ればよかったんだけど。


下には、若いお母さんとお婆ちゃんと8ヶ月の坊やが乗って来ました。
彼女たちも夜食を食べて、
床につきました。赤ちゃんはお利口で、おとなしかった。
それで、ぐっすり寝ることが出来ました。

ここまでは特に怖いこともないのですが、
何が怖いかと言うと、
インドの列車は、何のアナウンスもなく、
笛も、ベルも鳴らず、日本のような発車を知らせる音楽もなく、
走り出すのです。

気がつくと静かに走り出している。
そして、次に、何処へ停まるとか、
何の知らせもない!

どうも、皆、時刻表を頼りにしているらしい。

私たちの降りる駅バンガロールには6時30分頃に着く筈でした。
6時前に大きな駅に着いたのですが、
まだ時間ではないので、違うだろうと思ってのんびりしていました。
でも、それにしても大きな駅だし、
たくさんの人が降りるので、
乗車口(降車口)まで見に行ったところ、
何と、バンガロールでした!
そうそう、駅の表示も日本ほど、目立って書いてないし…

それで、慌てて、大きな荷物を持って、
狭い通路をあちこちにぶつかりながら降りたというわけです。

もっとも、定刻の発車時刻までは動かないとは思いますが…

降りたのは良いけれど、
今度は早朝の薄暗い中で、
インド独特の薄暗い電気の下でうごめく人混みと客引きをかき分け、
予約していたタクシーを探すのが、又、一苦労!
まあ、無事に、目的地に着くことが出来ました。
めでたし、めでたし!




2012年3月17日土曜日

蕗のとうの味噌和え


庭に勝手に出て来る蕗のとう、
今年はいつにもましていっぱい出て来ます。
正確には、大家さんのものですが、
大家さんはあまりお好きでないということで、
私たちが満喫しています。

蕗のとうの定番は天ぷらですが、
あまり揚げ物ばかりも食べておれないので、
何か他の食べ方はないか考えました。

それで、味噌ダレを作って和えてみました。
味噌ダレは、味醂で溶いて、お砂糖を入れて
弱火で煮込むと簡単ですが、
うちの家族はお酒を入れないで欲しいというので、
水で味噌を緩め、
お砂糖を沢山入れて和風だしを一袋入れ、
弱火にかけて木べらで練りました。

蕗のとうは、花が咲いてしまったものも使いました。
洗って、さっと茹で、良く絞ってから
食べやすい大きさに切って味噌と和えました。

少し苦いですが、春を楽しませてくれる、大人の味です。


2012年3月15日木曜日

牛蒡の焼き飯


和野菜で焼き飯です。

牛蒡は笹がきにしました。
人参は細切り、
畑で間引いた大根の葉はざく切り、
エリンギと玉ねぎも細切り。

本当は、生椎茸とネギを使いたかったのですが、
家になかったので、
エリンギと玉ねぎは和野菜とは言えませんが使いました。
でも、エリンギは、
たしか、こんな形状になったのは日本に来てからだと思います。
(私の思い違いでなければ)
だから、ある意味、和野菜かな。

ごま油を熱し、玉ねぎを透明になるまで炒め、
牛蒡、人参、エリンギの順に入れながら炒め、
塩こしょうで下味をつけます。

そこにご飯を入れて、ばらばらになって、良く混ざるまで炒め、
最後に、大根葉を入れて、火が通ったら、
醤油を回しかけ、出来上がり。






はっさくのサラダ


沢山「はっさく」を頂いたのでサラダにしました。

材料は、はっさく、大根、小松菜、ドライクランベリー
大根と小松菜は食べやすい大きさに切り、
はっさくは袋を取り除き、小さくほぐします。

ドレッシングは、米酢、塩、こしょう、オリーブオイル、
それに、クミンシードの粉をほんの少し入れました。

はっさくの酸味と、ほのかなクミンの味、クランベリーの甘さが
なかなか爽やかで、和食にも、パン食にもよく合います。


2012年3月13日火曜日

蕗のとうと庭の新芽たち

チューリップ、奥はニラ

常夏の国から、三週間ぶりに帰って来た成田は
雨で、気温は7℃でした。

日本はまだ冬なんだ、と思いながら家に帰り着きましたが、
翌日 庭を見たら、チューリップが元気に芽を出していました。
去年植えた球根ですが、二月に出発するときはまだ霜柱の下でした。
人に取ってはまだ冬でも、自然は春の準備をしていました。


蕗のとうもいっぱい出ていました。
やっぱり、春はもうそこまで来ているのです。

ちょっととうが立ち過ぎていましたが、天ぷらにしてみました。
美味しい!

左が蕗のとう、中央は牛蒡と人参の掻き揚げ、右は細切り大豆蛋白の唐揚げ


畑では、紫芥子菜が大分大きくなっていました。


こちらは、小松菜と一緒にサラダに。


ドレッシングは、定番の、醤油、米酢、オリーブオイル。

放っとかされていた植物たちは、それでもめげずに
元気に育ってくれていました。

ありがとう!





2012年3月12日月曜日

ご無沙汰していました/インドヘ行って来ました


以前、世界のカルマを解消するプージャ(儀式)のことを書いた時、
参加したいけど、絶対無理、みたいなことを書きました。

幸運なことに、行けることになり、
一週間くらいで、バタバタとチケットやビザをとり
行って来ました。

どのお寺も3千年くらい、又はそれ以上の歴史のあるお寺で、
ヒンドゥー教徒なら死ぬまでに一度は巡礼したいと思うところだそうです。
そんなところの、奥の奥の院まで入らせてもらい、
ご神体(ご本尊?)に儀式が出来たことは本当にラッキーなことだと思います。

あなたはヒンドゥー教ではないのに、という人もいますが、
やはり、インドは世界の霊的な基盤であり、根源だと感じました。

儀式は予想どおり、すごい迫力で、
百何十人のお坊さんが唱えるヴェーダ(早く言えばお経)の迫力、
ホーマム(護摩炊き)の豪華さと迫力は
言葉では説明で来ません。

ちょうど朝日が差し込んで、天から光が届いたような



この護摩壇3mくらいの深さがあるのですが、女神さまへの捧げもので盛り上がっています

私は、あえて、カメラを持って行かなかったのですが、
やっぱり後悔しました。
で、少しだけiphoneで写しました。
まあ、これで良かったのかも。
もしカメラを持っていたら、儀式のほうに集中できなかったかも。

詳しくは、このプージャを発案、コーディネートした、
ご覧下さい。
2月20日から順次、コメントやアルバムや動画、
お寺や儀式の説明が載っています。

さて、
私のブログは菜食が主体のブログなので、
食事のことを書かなくては。

いつも、写真を撮り忘れ、あんまり良い写真がないのが残念ですが…



左から、マンゴーのチャツネ(ピックルスかも)、黒こげに揚げた唐辛子、
豆とピーナッツの煮たもの?、その右のものは何だったかしら?、
右の入れ物の中身は、上が、サンバール、
右はよく分からないけど、ココナッツチャツネのようなもの、
左はラサム。このラサム、最高でした。
他で食べるものほど辛くなく、トマトの味がしっかりしていました。

右下がキール(お米と牛乳を甘く煮たもの)、
中央下がパパダム、左がカードライス、
中央が白いお米です。

なぜか、甘いもの(この写真ではキール)が一番先に少しだけ盛られます。
おそらく先に食べるべし、ということだと思い、頂きました。
最後にも、小さな器で甘いものが出て来ます。

そうそう、ご飯の右にある黒いものは、
唐辛子を揚げた時に一緒に揚げたマスタードシードです。
普通はあまり食べないらしいのですが、
私と、隣で食べていた人が美味しいと言ったら、
沢山盛ってくれました。
ちなみに、黒こげの唐辛子、あまり辛くなく、とても美味しいです。


最後の五日間は、お坊さんの食事を作る料理人の作った
おいしい南インドの食事(上の写真)を三食(とお茶の時間付き)頂きました。

材料も、作り方も浄い方法で作ったものです。
心も、身体も清く、良い状態に保っていなければならないのでしょう。

食事を作ったり、食べたり
お坊さんたちが寝泊まりしていたのも、
バラモン階級の家が立ち並ぶ一角のお家を借り切ってありました。
(階級制度には、ちょっと抵抗がありますが…)

この写真、ピンぼけで済みません。
でも、料理は全て、とても美味しいものでした。
本当はもっと山盛り盛ってあるのですが、
そんなに食べられないので、少しにしてもらいました。
お皿は、バナナの葉っぱです。

特に、チャツネは、確かに辛いですが、
今までに味わったことのないようなコクのある美味しさでした。

でも、肝心のお坊さんたちは、皆、儀式中は断食だったようです。