2012年3月18日日曜日

ちょっと怖いインドの夜行列車

この写真はYahooの画像から頂きました

いえ、別にものを盗られそうとかそういう意味ではありません。

もう二十回以上インドに行っていますが、
今回初めて列車に乗りました。
それも、夜行の寝台列車です。

上から二番目に良い列車だそうです。
エアコンディションも扇風機もついており、
意外に清潔!
狭い通路をはさんで、片側に向かい合わせに二つのベッド、
反対側に、縦向きにベッドが一つ、
二段ベッドなので、計六つのベッドがあます。
それが列車中に、ぎっしり並んでいます。

意外に(失礼!)清潔な、アイロンのかかったシーツが二枚と
少しごわごわしているけれど、毛布が一枚綺麗にたたんでおいてありました。
それに、枕が一つ。

私たちは、チケットを買ったのが遅かったせいか、
皆、上のベッドでした。

初めは下の段には誰も乗って来なかったので、皆で下に座り、
乗る前に買った南インドの軽食、
ドーサとプーリを食べて、話も弾み、楽しかった。



ドーサ (yahooの資料から)


プーリ((yahooの資料から)


夜も遅くなって来たのでそろそろ上に上がり、
寝支度をしているところで、次の大きな駅に止まり、
下の人が乗って来ました。
これは私が撮ったもの、様子はよく分かりませんが…
上のベッドから撮りました。可愛い坊やを撮ればよかったんだけど。


下には、若いお母さんとお婆ちゃんと8ヶ月の坊やが乗って来ました。
彼女たちも夜食を食べて、
床につきました。赤ちゃんはお利口で、おとなしかった。
それで、ぐっすり寝ることが出来ました。

ここまでは特に怖いこともないのですが、
何が怖いかと言うと、
インドの列車は、何のアナウンスもなく、
笛も、ベルも鳴らず、日本のような発車を知らせる音楽もなく、
走り出すのです。

気がつくと静かに走り出している。
そして、次に、何処へ停まるとか、
何の知らせもない!

どうも、皆、時刻表を頼りにしているらしい。

私たちの降りる駅バンガロールには6時30分頃に着く筈でした。
6時前に大きな駅に着いたのですが、
まだ時間ではないので、違うだろうと思ってのんびりしていました。
でも、それにしても大きな駅だし、
たくさんの人が降りるので、
乗車口(降車口)まで見に行ったところ、
何と、バンガロールでした!
そうそう、駅の表示も日本ほど、目立って書いてないし…

それで、慌てて、大きな荷物を持って、
狭い通路をあちこちにぶつかりながら降りたというわけです。

もっとも、定刻の発車時刻までは動かないとは思いますが…

降りたのは良いけれど、
今度は早朝の薄暗い中で、
インド独特の薄暗い電気の下でうごめく人混みと客引きをかき分け、
予約していたタクシーを探すのが、又、一苦労!
まあ、無事に、目的地に着くことが出来ました。
めでたし、めでたし!




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